生産マイスター検定の概要
本検定は管理者、第一線監督者、グループリーダー、生産ライン担当者の方々が、役割・品質・コスト・納期・安全・環境(R・Q・C・D・S・E)の知識・能力をどの程度有しているか、 またそれぞれの階層に応じて、生産マネジメント知識・能力、生産革新への役割をどの程度有しているかを判断し、認定、証明するものです。
生産マイスター検定の検定内容
生産マイスターの各級の検定内容は以下の通りです。
試験内容 | 多肢選択、語群選択のほか、計算問題やミニケース(マークシート方式) |
合格基準 | 原則として60点以上の得点で合格 |
認定基準 | 認定要件を満たしている場合 |
対象 | 役割 (Role) |
品質 (Quality) |
コスト (Cost) |
納期 (Delivery) |
安全 (Safety) 環境 (Environment) |
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工場長・管理者 |
マネジメント の基本理念 |
企業経営と 品質 |
工場業績と 原価管理 |
生産管理の今後の課題と 安全・環境マネジメント |
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第一線監督者 |
第一線監督者 の現場管理 |
品質管理と 不良低減の 進め方 |
製造原価管理 とコストダウン |
生産管理の改革と職場の 安全衛生・環境管理 |
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リーダー |
生産部門に おけるリーダー の役割 |
品質意識の 向上と不良 低減の方法 |
製造原価の 成り立ちと その低減方法 |
リーダーのための生産管理・ 安全・環境管理 |
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若手・新人など |
生産部門の 役割 |
不良品を 作らない ために |
コストマインド |
職場の納期管理と安全・ 環境管理 |
【 試験範囲変更のお知らせ-3級- 】
第6回検定(2015年1月25日)より、生産マイスター検定3級の試験範囲に「環境管理」が加わります。 内容につきましては、下記「検定項目一覧」にてご確認ください。
※2014年1月以前に学習された方の公式認定通信教育テキスト(3級コース)には「環境管理」は掲載されておりません。
「環境管理」の内容につきましては、株式会社日本能率協会マネジメントセンターが提供しておりますこちら(別のウィンドウが開きます。表示されたページ下部の赤枠内に案内があります。)よりご確認ください。
生産マイスター検定を取得するメリット
企業はもちろん、個人にとっても生産マイスター検定は役立つ情報です。
- グローバルに通用する、トータルな生産に関する基本知識・能力を養成します。
- ものづくり企業における基本的知識、能力基準の明確化によって客観的な能力開発の目標になります。
- 役割別基準が明確に示されているので、昇進昇格、配置転換などに活用できます。
- 日常の業務では学習困難な生産マネジメントの基本が、体系的・段階的に身につくことができ、成長感が得られます。
- 客観的な本認定を得ることによって、社内・社外を問わず自己アピールが強化されます。